膝の痛み情報館

膝の痛み(膝痛)変形性膝関節症などの膝関節痛の症状原因治療予防についての情報です

膝が痛い病気:膝関節の形状

膝関節の形状が原因で膝が痛い病気に、膝蓋骨不安定症、円板状半月板断裂、内側膝蓋滑膜ヒダ(タナ障害)があります。

膝蓋骨不安定症

若い女性に多いといわれる膝蓋骨不安定症は、膝の膝蓋骨(膝のお皿)の動きが大きすぎて、所定の位置からずれやすい症状です。軽度であれば膝の不安定感や違和感であまり痛みは感じませんが、症状が進むと痛みが出てきて、膝(膝蓋骨)に衝撃を受けることで容易に脱臼(膝が外れる)しやすくなります。
膝蓋骨不安定症の原因は先天的な骨の形状と、加齢による膝への負担といわれています。若い時期に発症しなくとも、加齢による膝にかかる負担の蓄積で発症することもあります。
通常の膝蓋骨不安定症の治療は保存療法ですが、頻繁に膝蓋骨脱臼を繰り返す場合は、手術が検討されます。手術療法では、正しい位置に皿をネジで固定したり、靭帯の再建を行ったりします。

円板状半月板断裂

半月板が先天的に丸く厚い円盤型(円板状半月板)のことがあります。三日月形の半月板よりも損傷を受けやすく、日本人のおよそ25%が円盤状半月板で、外側円盤状半月板が多いとされています。
小児の半月板損傷の大半は円盤状半月板損傷で殆どが外側です。膝が伸びにくい、膝が痛い、太ももの筋肉が痩せている、引っ掛かりを感じる、などの症状があります。高齢者では変形性膝関節症を合併していることが多く、内側半月板損傷の変性断裂が多くみられます。変形性膝関節症の症状のほかに、ロッキング(全く膝を曲げ伸ばしできない)や膝折れ(歩行中に突然ガクッと膝の力が抜ける)が起きたりします。半月板損傷は手術が必要になります。

内側膝蓋滑膜ヒダ(タナ障害)

内側膝蓋滑膜ヒダは、膝蓋骨(膝のお皿)と大腿骨の間にある滑膜ヒダのことで、棚に似ているため「タナ」と呼ばれています。約半数の人にタナがあり、大半は膝蓋骨の内側にあります。打撲や捻挫など軽い怪我や、膝の酷使など慢性的にタナが刺激を受けると、タナが厚く硬くなることがあります。
膝のお皿の内側だけに痛みを感じます。関節の内側の膜(タナ)が大きすぎると、スポーツなどで痛みを感じます。
内側膝蓋滑膜ヒダ(タナ障害)の治療は手術をしない治療が主になりますが、保存的療法で改善しない場合はタナ切除術を検討することになります。

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