膝の痛み情報館

膝の痛み(膝痛)変形性膝関節症などの膝関節痛の症状原因治療予防についての情報です

膝が痛い病気:原因不明

原因不明の膝が痛い病気に、半月板ガングリオン、膝窩嚢腫(べーカー膿腫)、大腿骨顆部骨壊死があります。

半月板ガングリオン

ガングリオンとは、関節包や腱鞘の変性で生じると考えられている良性の腫瘤です。手首や手背、足首、膝(膝の裏)などが好発部位です。10~20歳代の女性に多いといわれています。
ガングリオンは靭帯や腱鞘、神経内、半月板、骨内にできます。ガングリオンは関節や腱鞘に繋がっているため、関節液や滑液が濃縮されて腫瘤の中にゼリー状になっています。膝半月板ガングリオンで痛みなどがない場合、通常は放置しておいても良いようです。注射器でゼリー状の液を抜きますが、再発頻度や症状により手術の必要性を検討することになります。
関節包内にゼリー状の液体が溜まるメカニズムがはっきりと解明されていないため、予防法がありません。
※腱鞘は、腱を包む鞘のことです。腱鞘炎の腱鞘です。

膝窩嚢腫(べーカー膿腫)

膝窩嚢腫(べーカー膿腫)は、年齢50歳代以降の女性によく見られます。膝の後ろに袋状のもの(滑液包)ができて腫大する病気です。膝を曲げた時に物がはさまったような違和感があります。痛みを感じることは少なく、症状がなければ特に治療はされません。痛みがある場合は水(関節液)を抜きますが、手術にになることはあまりありません。
膝窩嚢腫(べーカー膿腫)の原因ははっきりしていませんが、変形性関節症、膝の使いすぎ、関節リウマチなどが考えられます。

大腿骨顆部骨壊死

大腿骨顆部骨壊死とは、大腿骨顆部が壊死する病気です。大腿骨顆部は、膝のすぐ上の大腿骨が大きくなっているところで、内側顆部と外側顆部があります。特発性の大腿骨顆部骨壊死の場合は、好発部位は内側顆部で、60歳代の女性に多く、急の痛みで発症します。痛みは強く、運動時や歩行時に痛みを感じます。進行すると膝に水がたまったり、安静時や夜間寝ているときにも痛みを感じるようになり、歩行困難に至ります。原因不明(特発性)で膝の骨部分に壊死が生じますが、血流障害や骨粗鬆症などが関係していると考えられています。
※ステロイド内服、アルコール中毒、膠原病、慢性腎不全が大腿骨顆部骨壊死の原因になりますが、大半は特発性大腿骨顆部骨壊死です。

 - 膝が痛い病気

PC用

PC用

  関連記事