膝の痛み情報館

膝の痛み(膝痛)変形性膝関節症などの膝関節痛の症状原因治療予防についての情報です

ランニングで膝の慢性障害

ランニングやジョギング、またジャンプなどを長時間繰りかえすような運動やスポーツで慢性的な怪我(スポーツ障害)を起こすことがあります。ランニングやジョギングを始めたばかりの場合、膝が痛くなる傾向があります。運動に耐えられるような筋力が不十分なまま、いきなり走り始めてしまうと膝を痛めてしまいます。走る前後のウォーミングアップやクールダウン、スクワットで筋力をつける、ウォーキングで基礎体力がついてきてからランニングやジョギングに移行する、走る距離や時間を徐々に伸ばすなどで、膝痛予防対策をしましょう。

スポーツ障害の程度別症状

  • 軽症:スポーツはできますが、その後に痛む
  • 中等症:支障がない程度にスポーツができますが、プレーの途中と後で痛む
  • 重症:スポーツ中に常に痛みがあり、プレーに支障が出る
  • 最重症:腱や靱帯が断裂した状態

ランニングによる膝痛(スポーツ障害)

 ランナー膝

ランナー膝とは、ランニングによって発症する膝関節痛の総称です。狭い意味では膝蓋軟骨軟化症をさします。変形性膝関節症、腸脛靭帯炎、膝蓋軟骨軟化症などが原因になります。

 鵞足炎

膝関節内側の頚骨には3つの筋肉(膝関節屈筋である、縫工筋、薄筋、半腱様筋)が付いています。これら筋肉の集まりが水鳥の足のように見えることから鵞足とよばれています。鵞足炎は、ランニングなどで鵞足部に炎症が起きて、膝の内側に疼痛や圧痛を生じる症状の膝の障害です。気づかないことも多いようです。鵞足炎の予防と治療は運動前後のストレッチと運動後の冷却療法(アイシング)になります。ハムストリングのストレッチが有効です。ハムストリングとは、大腿二頭筋や半膜様筋、半腱様筋などの太ももの裏の筋肉群です。

 腸脛靭帯炎

腸脛靭帯炎は、ランニングによる障害の代表的な疾病のひとつです。また、O脚の人に多いのも特徴です。腸脛靭帯(ITバンド)は骨盤から頚骨までの長い靭帯で、この靭帯に炎症が起こったための膝(膝外側)の痛みです。前脛骨筋の筋力の筋力不足が原因と考えられます。腸脛靭帯炎の症状は、下り坂や階段を降りるときに痛みが強くなり、上り坂や階段を上るときに痛みが消えたりします。膝の外側に触れると痛みを感じます。腸脛靭帯炎の治療は、腸脛靭帯のストレッチとランニング後のアイシングです。ランニングシューズや走行面などランニング環境の見直しも必要です。

 膝窩筋腱炎

膝窩筋腱炎 は、下り坂のランニングで発症しやすい障害のひとつです。膝の外側が痛い症状があります。膝窩筋腱炎の治療はアイシングが有効とされ、下り坂での走行を減らすなどのランニング環境の見直しが必要です。

 - 膝の痛みとスポーツ障害

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