膝の痛み情報館

膝の痛み(膝痛)変形性膝関節症などの膝関節痛の症状原因治療予防についての情報です

変形性膝関節症の症状と進行

変形性膝関節症の症状の進行や現れ方には個人差があります。初期の変形性膝関節症の痛みは、歩行時や階段の上り下りなど膝を動かしたときに起きますが、しばらく安静にしていると徐々に痛みは治まります。変形性膝関節症が進行すると、歩くだけでも痛みがあり、安静にしても痛みが治まりにくくなって、膝の変形があらわれ、日常生活に支障がでてきます。階段の上り下り、特に下りがきつくなります。変形性膝関節症が更に進行すると、膝の痛みで歩行が難しくなり、痛みも更に治まりにくく、持続した鈍痛が現れることがあります。この状態の場合は、適切な治療を受ける必要があります。変形性膝関節症の病期によって治療が異なります。

変形性膝関節症の進み方

変形性膝関節症は徐々に年数をかけて進行し、軟骨の劣化と骨の変形が進み、膝への負担が増していきます。初期・進行期・末期に大きく分けられます。初期の前段階(前期)では、痛みはなく、レントゲン写真では軟骨は写りませんから変形性膝関節症と診断できない状態ですが、軟骨変性が始まっています。

 初期症状

軟骨が減り始め、骨の変形も見られるようになる状態です。レントゲン写真では、大腿骨と脛骨の関節裂隙(すき間)が狭く写るようになり、軟骨が減っているのがわかり、骨の変形も見られるようになります。
朝起きて歩き始めや動き初めたときに膝に違和感(こわばり感)を感じる症状が最初に現れる症状です。膝を動かした時に膝の痛みが起きますが、安静にすると痛みは治まります。一時的な痛みで、本格的な変形性膝関節症に移行せず軽快することもあります。

 進行期症状

さらに軟骨が減って、大腿骨と脛骨の関節裂隙が更に狭くなった状態です。レントゲン写真では、関節裂隙が明らかに狭くなって、骨の変形が進んでいるのが分かります。骨の変形で足が歪み(O脚)が出てきます。
症状は悪化して、歩くだけでも膝が痛むようになり、日常生活に支障がでてきます。炎症もおきてくるので、膝が腫れたり、熱感があったり、水が溜まったりします。膝に水が溜まると、膝を曲げるときにツッパリ感や重だる感があります。膝に力を入れると異音(コリコリ、ゴリゴリ)がするような感じを受けるようになります。

 末期症状

軟骨がさらに減って、大腿骨と脛骨の関節裂隙(すき間)が更にせまくなった状態です。レントゲン写真では、関節裂隙が殆どなく、大腿骨と脛骨が接触しているように見えることもあります。膝の変形も外見的に目立つ状態で、O脚(がに股)が酷くなります。
症状もさらに悪化して、痛みは酷くなり、膝の痛みで歩行が難しくなり、日常生活に支障が出てきます。QOLの低下だけでなく、高齢者では、外出しない生活で認知症の症状が現れることもあります。適切な治療が必要です。

 - 変形性膝関節症の原因症状

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