膝の痛みの対処方法
膝が痛くなる前の膝痛の予防対策で膝が痛くならないのがなによりですが、膝が痛くなってから慌てたりしないですむように、膝が痛む前、膝が痛くなった時の対処方法を知っておくと安心です。痛みが落ち着いたら、専門医に相談しながらの無理のないリハビリをおすすめします。
膝が痛む前に
膝が痛む前に、症状(膝が冷える・膝に熱がある)によって膝を温めたり冷やしたりしましょう。
○膝が冷える:膝蓋骨(お皿)は皮膚のすぐ下にあるため冷えやすいので、サポーターなどで保護しましょう。
○膝に熱感がある:運動や仕事の後に膝が熱を持ったら、膝が痛む前に冷やしましょう。
膝が痛くなったら
膝が痛くなってしまったら、安静第一です。膝痛も他の病気と同様です。
- 歩いたり運動するのは控え、安静にしましょう。
- 急性の時は冷やします。
- 仕事などでどうしてもという場合は、杖を使いましょう。
- 膝を温めたり、安定固定させたりするサポーターを使いましょう。
- 無理をせず、専門医の診察をうけましょう。
膝が痛いからといっても
膝が痛いからと、いつまでも膝を動かさないのは悪循環になります。足の筋肉が弱くなったり膝の関節が硬くなって、普段の膝の動作が難しくなってしまいます。身体に負担をかけない軽い運動から始めて、徐々に運動量を増やしてください。
膝関節を覆う組織や関節を支える筋肉が丈夫ならば、膝の関節が安定して膝痛が緩和されます。膝の痛みを我慢せずに、専門医に相談することをおすすめします。